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神経性頻尿、夜間頻尿、妊婦頻尿、子供頻尿など症状や原因もさまざまな頻尿の悩みを解決するブログです。
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尿失禁は最近では良い治療方法が開発されていますので、
1人で悩まずに早めに医師の診断を仰ぐのが良いでしょう。
尿失禁で病院に行く場合には、できるだけ今の尿もれの症状がどんな状態
なのかを、詳しく伝えられるように準備すると、医師も診断がしやすくなります。
医師に伝える内容としては、いつ、どんなときに、どのような感じで、
どれくらいの量の尿が出るのかを正確に伝えられると良いですね。
それには、排尿記録をつけておくことをオススメします。
排尿記録は、1日の排尿時間(排尿にかかった時間)と排尿時刻、
そして1回の排尿量を記録したもので、排尿量は大きめの紙コップなどに、
あらかじめマジックなどで分量の目安をつけておくと計測しやすく便利ですよ。
病院での尿失禁の検査方法としては、以下のようなものがあります。
1つ目の検査方法は、採尿検査です。この検査では、尿の性質や成分と、
血球や細菌の有無などを調べることによって、泌尿器系のいくつかの病気を
判断することが出来ます。
2つ目の検査方法は、超音波画像による測定です。
この検査では、排尿後の膀胱内の残尿量を調べますが、
残尿量が多いケースでは、溢流性尿失禁の疑いがあります。
またこの検査は、前立腺や腎臓のチェックをする時にも用いられます。
他にもまだ検査方法がありますが、次回に続きの検査方法を
お伝えしていきます。
No.15|過活動膀胱・尿漏れ|Comment(0)|Trackback()
尿漏れは、中高年女性の4人に1人の割合で見られると
いわれていますが、尿失禁も大きく、「腹圧性尿失禁」
「切迫性尿失禁」「溢流性(いつりゅうせい)尿失禁」「機能性尿失禁」
に分かれます。
「トイレに行くのに手間どってしまうことにより尿漏れを起してしまう」、
「介護してくれる人に尿意をうまく伝えられずに漏らしてしまう」
「トイレの場所が分からなくなってしまうことにより漏れてしまう 」
などのようなケースは、機能性尿失禁と呼ばれています。
この機能性尿失禁は、手足の運動機能になんらかの障害があることにより、
排尿に関する動作がうまくできず尿が漏れてしまうケースや、
大脳機能障害による判断力の低下によって排尿に関する判断や
行動がうまくできずに尿を漏らしてしまうケースがあります。
つまり機能性尿失禁は、膀胱尿道機能に関係しているのではなく、
身体運動障害のためにトイレまで我慢しきれずに尿を漏らして
しまったり、認知症などのために、どこでおしっこをしてよいのかを
判断できなくなり、居間でも食事中でも尿を漏らしてしまったり
するものなのです。
機能性尿失禁の場合は、比較的高齢者に多いのが特徴で、
トイレへの誘導や介助、排泄する環境を整えることが重要に
なりますが、腹圧性尿失禁や切迫性尿失禁など、
他のタイプの尿失禁を合併しているケースも多く見られるので、
単純に認知症だからと片付けてしまうのではなく、
しっかりと病院で診断を受けてみましょう。
No.14|過活動膀胱・尿漏れ|Comment(0)|Trackback()
尿失禁には大きく分類すると、「腹圧性尿失禁」「切迫性尿失禁」
「溢流性(いつりゅうせい)尿失禁」「機能性尿失禁」の4つに分かれます。
その中の「溢流性(いつりゅうせい)尿失禁」の溢流とは
「あふれ流れること」を意味しますが、症状はその名のとおり、
パンパンにふくれた膀胱からまるでコップから水が溢れるように
尿が漏れる尿が溢れ出すため、溢流性尿失禁と呼ばれています。
溢流性尿失禁は、原因となる膀胱や尿道などに尿が出にくくなる病気、
排尿障害があります。
排尿障害になる方は男女で比較すると、前立腺に関わる病気が
男性の患者さんに多いことから、溢流性尿失禁の患者さんも
男性が多くなっています。
排尿障害になる疾患としては、前立腺肥大症、前立腺がん、
尿道狭窄(にょうどうきょうさく)などの尿道の抵抗が増して
引きおこされるもの、糖尿病のように膀胱の収縮不全により
引きおこされるものがあります。
また、脊髄損傷や骨盤内の手術を受けた人にも見られるようです。
このように溢流性尿失禁は、排尿困難が著しく尿が出にくく、
残った尿がじわじわ漏れだしてしまいます。
この残尿のために溢流性尿失禁が起きるので、
残尿を減らせれば尿失禁も治るということになります。
ですから、溢流性尿失禁の治療は、前立腺肥大症などの
尿が出にくくなっている原因の疾患そのものの治療が必要
になりますが、1日に3回~6回程度、定期的に柔らかい
カテーテルという管を尿道から膀胱に入れて、
その都度残尿を取り除く方法で、残尿をなくす処置法もあります。
No.13|過活動膀胱・尿漏れ|Comment(0)|Trackback()