尿失禁は最近では良い治療方法が開発されていますので、
1人で悩まずに早めに医師の診断を仰ぐのが良いでしょう。
尿失禁で病院に行く場合には、できるだけ今の尿もれの症状がどんな状態
なのかを、詳しく伝えられるように準備すると、医師も診断がしやすくなります。
医師に伝える内容としては、いつ、どんなときに、どのような感じで、
どれくらいの量の尿が出るのかを正確に伝えられると良いですね。
それには、排尿記録をつけておくことをオススメします。
排尿記録は、1日の排尿時間(排尿にかかった時間)と排尿時刻、
そして1回の排尿量を記録したもので、排尿量は大きめの紙コップなどに、
あらかじめマジックなどで分量の目安をつけておくと計測しやすく便利ですよ。
病院での尿失禁の検査方法としては、以下のようなものがあります。
1つ目の検査方法は、採尿検査です。この検査では、尿の性質や成分と、
血球や細菌の有無などを調べることによって、泌尿器系のいくつかの病気を
判断することが出来ます。
2つ目の検査方法は、超音波画像による測定です。
この検査では、排尿後の膀胱内の残尿量を調べますが、
残尿量が多いケースでは、溢流性尿失禁の疑いがあります。
またこの検査は、前立腺や腎臓のチェックをする時にも用いられます。
他にもまだ検査方法がありますが、次回に続きの検査方法を
お伝えしていきます。
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