尿失禁の検査方法には、採尿検査や超音波画像による測定などが
ありますが、この他にも検査方法があります。
ウロダイナミクス検査法が、3つ目の検査方法です。
まずそのなかの尿流量測定は、尿の出始めから終わりまでの
尿量の変化測定し、その尿量の変化をグラフにして排尿障害の
チェックをするというものです。
次に膀胱内圧測定ですが、これは尿のたまり始めから排尿までの、
膀胱の内圧の変化を測定し収縮のパターンをチェックするもので、
そのことにより収縮力が低下した膀胱、つまり切迫性尿失禁の
無抑制収縮の膀胱や、溢流性尿失禁、糖尿病などに多くみられるものかを
判別するものです。
また、尿道の内圧を調べ、尿道を閉める力があるかどうかをチェックする
尿道内圧測定では、腹圧性尿失禁かどうかを見極めることができます。
次は尿がもれる時の尿道の状態や括約筋の働きを調べるリークポイント・
プレッシャー測定ですが、この検査では腹圧性尿失禁かどうかをチェック
することができます。
また、プレッシャーフロー・スタディという検査方法では、 尿流量測定と
膀胱内圧測定を同時に行って排尿障害の原因を見極めます。
あと、尿のたまり始めから排尿までの尿道括約筋のパターンを筋電図にとる
尿道括約筋の筋電図測定では、尿道括約筋の収縮不全が原因の
腹圧性尿失禁かを見極めます。
これらのさまざまな尿漏れの検査によって、尿失禁の原因を突き止めることも
可能になってきていますので、できるだけ早めに医師に相談されることを
オススメします。
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尿失禁の検査方法 その2
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