尿漏れは、中高年女性の4人に1人の割合で見られると
いわれていますが、尿失禁も大きく、「腹圧性尿失禁」
「切迫性尿失禁」「溢流性(いつりゅうせい)尿失禁」「機能性尿失禁」
に分かれます。
「トイレに行くのに手間どってしまうことにより尿漏れを起してしまう」、
「介護してくれる人に尿意をうまく伝えられずに漏らしてしまう」
「トイレの場所が分からなくなってしまうことにより漏れてしまう 」
などのようなケースは、機能性尿失禁と呼ばれています。
この機能性尿失禁は、手足の運動機能になんらかの障害があることにより、
排尿に関する動作がうまくできず尿が漏れてしまうケースや、
大脳機能障害による判断力の低下によって排尿に関する判断や
行動がうまくできずに尿を漏らしてしまうケースがあります。
つまり機能性尿失禁は、膀胱尿道機能に関係しているのではなく、
身体運動障害のためにトイレまで我慢しきれずに尿を漏らして
しまったり、認知症などのために、どこでおしっこをしてよいのかを
判断できなくなり、居間でも食事中でも尿を漏らしてしまったり
するものなのです。
機能性尿失禁の場合は、比較的高齢者に多いのが特徴で、
トイレへの誘導や介助、排泄する環境を整えることが重要に
なりますが、腹圧性尿失禁や切迫性尿失禁など、
他のタイプの尿失禁を合併しているケースも多く見られるので、
単純に認知症だからと片付けてしまうのではなく、
しっかりと病院で診断を受けてみましょう。
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機能性尿失禁の症状と原因
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