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神経性頻尿、夜間頻尿、妊婦頻尿、子供頻尿など症状や原因もさまざまな頻尿の悩みを解決するブログです。
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尿漏れは、中高年女性の4人に1人の割合で見られると
いわれていますが、尿失禁も大きく、「腹圧性尿失禁」
「切迫性尿失禁」「溢流性(いつりゅうせい)尿失禁」「機能性尿失禁」
に分かれます。
「トイレに行くのに手間どってしまうことにより尿漏れを起してしまう」、
「介護してくれる人に尿意をうまく伝えられずに漏らしてしまう」
「トイレの場所が分からなくなってしまうことにより漏れてしまう 」
などのようなケースは、機能性尿失禁と呼ばれています。
この機能性尿失禁は、手足の運動機能になんらかの障害があることにより、
排尿に関する動作がうまくできず尿が漏れてしまうケースや、
大脳機能障害による判断力の低下によって排尿に関する判断や
行動がうまくできずに尿を漏らしてしまうケースがあります。
つまり機能性尿失禁は、膀胱尿道機能に関係しているのではなく、
身体運動障害のためにトイレまで我慢しきれずに尿を漏らして
しまったり、認知症などのために、どこでおしっこをしてよいのかを
判断できなくなり、居間でも食事中でも尿を漏らしてしまったり
するものなのです。
機能性尿失禁の場合は、比較的高齢者に多いのが特徴で、
トイレへの誘導や介助、排泄する環境を整えることが重要に
なりますが、腹圧性尿失禁や切迫性尿失禁など、
他のタイプの尿失禁を合併しているケースも多く見られるので、
単純に認知症だからと片付けてしまうのではなく、
しっかりと病院で診断を受けてみましょう。
No.14|過活動膀胱・尿漏れ|Comment(0)|Trackback()
尿失禁には大きく分類すると、「腹圧性尿失禁」「切迫性尿失禁」
「溢流性(いつりゅうせい)尿失禁」「機能性尿失禁」の4つに分かれます。
その中の「溢流性(いつりゅうせい)尿失禁」の溢流とは
「あふれ流れること」を意味しますが、症状はその名のとおり、
パンパンにふくれた膀胱からまるでコップから水が溢れるように
尿が漏れる尿が溢れ出すため、溢流性尿失禁と呼ばれています。
溢流性尿失禁は、原因となる膀胱や尿道などに尿が出にくくなる病気、
排尿障害があります。
排尿障害になる方は男女で比較すると、前立腺に関わる病気が
男性の患者さんに多いことから、溢流性尿失禁の患者さんも
男性が多くなっています。
排尿障害になる疾患としては、前立腺肥大症、前立腺がん、
尿道狭窄(にょうどうきょうさく)などの尿道の抵抗が増して
引きおこされるもの、糖尿病のように膀胱の収縮不全により
引きおこされるものがあります。
また、脊髄損傷や骨盤内の手術を受けた人にも見られるようです。
このように溢流性尿失禁は、排尿困難が著しく尿が出にくく、
残った尿がじわじわ漏れだしてしまいます。
この残尿のために溢流性尿失禁が起きるので、
残尿を減らせれば尿失禁も治るということになります。
ですから、溢流性尿失禁の治療は、前立腺肥大症などの
尿が出にくくなっている原因の疾患そのものの治療が必要
になりますが、1日に3回~6回程度、定期的に柔らかい
カテーテルという管を尿道から膀胱に入れて、
その都度残尿を取り除く方法で、残尿をなくす処置法もあります。
No.13|過活動膀胱・尿漏れ|Comment(0)|Trackback()
切迫性尿失禁は、急に尿意を感じると
トイレまで我慢できずにもらしてしまうものです。
切迫性尿失禁の場合、次はトイレに間に合うように
しようと思っても、どうしても余裕をもった状態で
気づくことが出来なくてもらしてしまったり、
もらしてしまう尿の量が多いのも特徴です。
原因は、脳卒中、脳梗塞、脳血栓や、パーキンソン病、
交通事故などによる脊髄損傷、変形性腰椎症など、
排尿の神経経路に何らかの障害が起きたことが
原因でおこることがあります。
また、切迫性尿失禁の原因で最も多いとされるのは、
膀胱の不安定性によるものですが、なぜそうなるのかについては
まだはっきりと解明されていません。
このケースは、膀胱に尿があまりたまっていないのに
尿がもれてしまうものです。
その他には、膀胱炎、膀胱結石、尿結石、膀胱がん
などが原因でおこるものがありますが、これらは膀胱や尿道の
炎症のために知覚神経が過敏になってしまい、
尿がもれてしまうと考えられています。
切迫性尿失禁で心配されることは、尿を漏らしてしまうという症状
だけではなく、そのことを心配するあまりに人前に出られなくなって
しまうということがあげられます。
また、周囲に尿失禁の知識がない場合など、
痴呆症扱いされてしまうようなケースもあります。
このように尿失禁は、メンタル面にも配慮しないと、
うつ症状になってしまったりすることもあるのです。
切迫性尿失禁は以前に比べよく効く薬も開発されていて、
ほとんどのケースで治療可能になっていますので、
早めに泌尿器科を受診されることをオススメします。
No.12|過活動膀胱・尿漏れ|Comment(0)|Trackback()