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神経性頻尿、夜間頻尿、妊婦頻尿、子供頻尿など症状や原因もさまざまな頻尿の悩みを解決するブログです。
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腹圧性失禁は、咳やくしゃみをしたりしたり、軽い運動や重い荷物を持った時に、
尿が漏れてしまいます。
原因としては、骨盤底筋群という骨盤の底に広がる筋肉が弱くなってしまった
ことにより、ちょっとした圧力で膀胱の出口が開いてしまうために尿漏れが
起こるというものです。
腹圧性尿失禁は出産などでおこることもあり、運動不足や肥満なども原因として
あげられます。
このような腹圧性失禁の対処方法には、「骨盤底筋体操」というものがあります。
これは「肛門周りの筋肉を5秒間しめたり、ゆるめたりする」ことを繰り返し
おこなう体操です。
この体操を行う姿勢は1つではなく、①仰向けに寝た姿勢 ②椅子に座った姿勢
③机に手をついて立った姿勢 ④よつんばい姿勢 などで行います。
肛門の周りの筋肉をしめるときは5秒間強く締め、その後、ゆっくり力を抜いて
ゆるめていきます。
そして、この動作を20回ずつ繰り返します。
理想的なのは、毎日、朝・昼・夕・就寝前の4回に分けて行うことですが、
継続できなくては意味がありませんから、毎日自分が続けられるペースで行い、
最低でも3ヶ月は続けるようにしましょう。
続けられるようになってから、少しづつ回数を増やしていくという考え方をすると、
比較的うまくいく場合もありますよ。
早い人では、2~3週間で効果が見られるようになるケースもあります。
ただ、いずれにせよ腹圧性失禁なのかどうかを、病院でチェックして
もらうのが良いでしょう。
No.17|過活動膀胱・尿漏れ|Comment(0)|Trackback()
尿失禁の検査方法には、採尿検査や超音波画像による測定などが
ありますが、この他にも検査方法があります。
ウロダイナミクス検査法が、3つ目の検査方法です。
まずそのなかの尿流量測定は、尿の出始めから終わりまでの
尿量の変化測定し、その尿量の変化をグラフにして排尿障害の
チェックをするというものです。
次に膀胱内圧測定ですが、これは尿のたまり始めから排尿までの、
膀胱の内圧の変化を測定し収縮のパターンをチェックするもので、
そのことにより収縮力が低下した膀胱、つまり切迫性尿失禁の
無抑制収縮の膀胱や、溢流性尿失禁、糖尿病などに多くみられるものかを
判別するものです。
また、尿道の内圧を調べ、尿道を閉める力があるかどうかをチェックする
尿道内圧測定では、腹圧性尿失禁かどうかを見極めることができます。
次は尿がもれる時の尿道の状態や括約筋の働きを調べるリークポイント・
プレッシャー測定ですが、この検査では腹圧性尿失禁かどうかをチェック
することができます。
また、プレッシャーフロー・スタディという検査方法では、 尿流量測定と
膀胱内圧測定を同時に行って排尿障害の原因を見極めます。
あと、尿のたまり始めから排尿までの尿道括約筋のパターンを筋電図にとる
尿道括約筋の筋電図測定では、尿道括約筋の収縮不全が原因の
腹圧性尿失禁かを見極めます。
これらのさまざまな尿漏れの検査によって、尿失禁の原因を突き止めることも
可能になってきていますので、できるだけ早めに医師に相談されることを
オススメします。
No.16|過活動膀胱・尿漏れ|Comment(0)|Trackback()
尿失禁は最近では良い治療方法が開発されていますので、
1人で悩まずに早めに医師の診断を仰ぐのが良いでしょう。
尿失禁で病院に行く場合には、できるだけ今の尿もれの症状がどんな状態
なのかを、詳しく伝えられるように準備すると、医師も診断がしやすくなります。
医師に伝える内容としては、いつ、どんなときに、どのような感じで、
どれくらいの量の尿が出るのかを正確に伝えられると良いですね。
それには、排尿記録をつけておくことをオススメします。
排尿記録は、1日の排尿時間(排尿にかかった時間)と排尿時刻、
そして1回の排尿量を記録したもので、排尿量は大きめの紙コップなどに、
あらかじめマジックなどで分量の目安をつけておくと計測しやすく便利ですよ。
病院での尿失禁の検査方法としては、以下のようなものがあります。
1つ目の検査方法は、採尿検査です。この検査では、尿の性質や成分と、
血球や細菌の有無などを調べることによって、泌尿器系のいくつかの病気を
判断することが出来ます。
2つ目の検査方法は、超音波画像による測定です。
この検査では、排尿後の膀胱内の残尿量を調べますが、
残尿量が多いケースでは、溢流性尿失禁の疑いがあります。
またこの検査は、前立腺や腎臓のチェックをする時にも用いられます。
他にもまだ検査方法がありますが、次回に続きの検査方法を
お伝えしていきます。
No.15|過活動膀胱・尿漏れ|Comment(0)|Trackback()